イカメタルにリーダーは不要って本当?必要である理由を徹底解説!


イカメタルは、その名の通りイカを狙う釣りです。

特に夜間の船釣りで楽しむ人気の釣法です。専用のメタルジグを使ってイカを狙い、ライトを使用してイカを誘う方法が特徴です。この記事では、イカメタルの基本から、対象となるイカ、使用するルアー、そしてリーダーの必要性について詳しく解説します。

イカメタルとはどんな釣りなのか?


イカメタルは、専用の鉛スッテを使用してイカを釣る方法で、主に夜間に行われます。
船からライトを使用してイカを集め、その下でルアーを操作して釣り上げるのが一般的です。
繊細なアタリを感じることができるため、初心者からベテランまで幅広く楽しめます。
昼間がメインとなる地域もありますので詳しくは船宿さんに確認してみましょう。

対象となるイカ

イカメタルで対象となるイカは主に以下の種類です:

  • ケンサキイカ: 夏から秋にかけてがシーズン。
  • スルメイカ: 冬から春にかけて多く釣れます。
  • ヤリイカ:冬から春にかけてのシーズンが最も釣りやすい時期とされています。

エギやスッテの使用状況

エギは、イカを捕食する小魚やエビを模したルアーで、昼間の釣りや浅場で効果的です。スッテは、細長い形状で、深場や夜間の釣りで使用されることが多いです。状況に応じて使い分けることで、より効果的にイカを釣り上げることができます。

イカメタルでリーダーは不要??

イカメタルにリーダーを使用することは必須です。
リーダーを使う理由は以下の通りです。

  1. 視認性の低下: リーダーはフロロカーボン素材が一般的で、透明度が高く水中で目立ちにくいため、イカに見破られにくくなります。
  2. 耐摩耗性の向上: イカメタルは海底付近で使用することが多く、岩や海草にリグが触れることがあります。フロロカーボンのリーダーは摩耗に強いため、糸切れを防ぎます。
  3. 感度の向上: フロロカーボンはナイロンに比べて伸びが少ないため、イカの微細なアタリをより敏感に感じ取ることができます。

実は一番の理由は、『PEラインが結び目に弱い』という点です。

編み込み系のノットでPEラインとリーダーを接続すれば結び目ができないので切れにくくなります。
スナップやエギのアイに直接結ぶことはかなりリスキーですね。

リーダーの長さは通常1~2メートル程度が適当とされていますが、具体的な状況や個々の釣りスタイルに応じて調整することができます。適切なリーダーを使用することで、イカメタルの効果を最大限に引き出すことができます。

イカメタルの仕掛け

イカメタルの仕掛けは以下のように構成されます:

ロッドとリール

  • 軽量で感度の高い専用ロッドで穂先にマーカーなどがあり夜間でも視認性が高いものがオススメ。
  • 小型のスピニングリールまたはベイトリール。軽いもので繊細のあたりを取れる製品を選ぶとGOOD。
  • 最初は安い製品で十分だと思います。

PEライン

  • PEラインの0.4〜0.8号が一般的(感度重視)
  • 8本編みの方が音鳴りが少なく快適に釣りができる

リーダー

  • フロロカーボンの1.5〜3号(長さ1〜2メートル)
  • 仕掛け部分はエステルラインを使用する方が多いです。
  • 最初は、既製品の仕掛けを購入するのがオススメです。

鉛スッテ・タングステンスッテ

  • 重さは号数で表すのが一般的で、15号〜30号が特に使用されます。

浮きスッテ・エギドロッパー

  • 2号〜3.5号程度の製品を使います。夜間に使用するのであれば夜焚き用の製品を使用しましょう。

スナップスイベル

  • メタルジグとリーダーを接続するためのもの

    これらを組み合わせることで、イカメタルの仕掛けが完成します。シンプルで操作性が高く、繊細なアタリを感じやすいのが特徴です。

    まとめ

    イカメタルは、昼間〜夜間の船釣りで楽しむことができる釣り方です。ヤリイカやケンサキイカやスルメイカをターゲットに、エギやスッテを使い分けて釣ります。リーダーを使用することで、視認性の低下、耐摩耗性、感度の向上といったメリットが得られます。これらを活用して、より楽しいイカメタル釣りを体験してください。