九州地方は、豊かな自然と温暖な気候に恵まれ、四季折々の海のアクティビティを満喫できる地域として知られています。その中でも「潮干狩り」は、家族連れからカップル、友人同士まで幅広い層が楽しめる人気のレジャーです。特に2025年は、コロナ禍以降の行動規制緩和などもあり、従来以上にアウトドアレジャーに注目が集まっている時期といえます。
本記事では、福岡県・佐賀県・大分県・鹿児島県を中心に、2025年版の潮干狩りスポット情報をまとめました。九州には潮干狩りに適した遠浅の海岸や干潟が多く、アサリ・マテ貝・バカ貝・アカ貝・ナミノコ貝など、さまざまな種類の貝を採ることができます。ここで紹介するスポットは、主に2024年〜2025年にかけて行われる潮干狩りの最新情報(2024年の日程例や場所の特徴など)を元にしていますが、今後変更・更新される可能性があります。お出かけ前には必ず公式サイトや各自治体・漁協の情報をチェックしてください。
さらに、記事後半では、潮干狩りをより快適に楽しむための道具や安全対策、そしてルール・マナーに関する情報も網羅しています。これから九州旅行を計画している方や、地元にお住まいの方もぜひ参考にしてみてください。
九州の潮干狩りの魅力

豊かな自然と多彩な貝の種類
九州と一口にいっても、福岡から佐賀、大分、鹿児島、さらには長崎や熊本など、それぞれのエリアで海岸線の特徴が異なります。例えば、内湾が多い有明海に面する佐賀県や長崎県の一部は干満の差が大きく、広大な干潟が出現しやすい環境が整っています。一方、玄界灘や周防灘に面する福岡や大分エリアでは、遠浅の砂浜や河口付近の干潟でアサリやマテ貝がよく採れることで知られています。鹿児島県の日置市にある吹上浜のように、通年で潮干狩りを楽しめる珍しいスポットも存在します。
貝の種類は地域によって異なりますが、九州では主に下記のような貝が代表的です。
2025年の潮干狩りトレンド

2025年は、長引いたコロナ禍の影響が徐々に薄れ、アウトドアへの関心がさらに高まると予想されます。また、ゴールデンウィーク(GW)の大型連休を活用して、遠方から九州を訪れる方も増えるでしょう。春から初夏にかけての潮干狩りシーズンは、貝の成長が進み、身入りが良くなるため、レジャーとしての満足度が高まります。一方で、漁業権の設定や資源管理のため、事前予約制や期間限定となる施設も多いため、必ず最新情報を確認し、ルールに従って楽しむことが大切です。
福岡エリアのおすすめ潮干狩りスポット

行橋市海岸線(福岡県/行橋市)
特徴
- 遠浅で見晴らしの良い海岸:干潮時には広い干潟が出現し、家族連れでも安全に楽しめる。
- 主な貝の種類:マテ貝
- 開催時期:2024年3〜6月(2025年も概ね同時期が予想される)
- 料金:大人 500円、小人(小学生以下)300円
行橋市の海岸線は、穏やかな波と遠浅の地形が特徴的で、初めて潮干狩りに挑戦する方にもおすすめです。近隣にはトイレや足洗い場が整備されており、子ども連れのファミリーにも安心。また、蓑島や長井浜付近の駐車場は100台、150台と比較的余裕があるため、車でのアクセスもスムーズです。
浜の宮海岸(築上)(福岡県/築上郡築上町)
特徴
- 北九州地域でもトップクラスのアサリ生息地:例年3月上旬から5月上旬にかけて潮干狩りが盛ん。
- 主な貝の種類:アサリ
- 開催時期:2024年3月上旬〜5月上旬(2025年も同様のスケジュール予想、要問合せ)
- 料金:大人(中学生以上)500円
遠浅の浜が広がるため、アサリが比較的多く採れるのが魅力です。漁協が管理しているため、資源の保護を目的にルールが定められており、豊築漁業協同組合 椎田町支所(0930-56-0120)に問い合わせることで正確な情報を得ることができます。駐車場は200台程度収容可能で、無料で利用できるのも嬉しいポイントです。
佐賀エリアのおすすめ潮干狩りスポット
佐賀県には有明海に面した地域があり、日本一の干満差と呼ばれるほど潮の差が大きいことが有名です。ここでは、広大な干潟が出現する光景を楽しむことができる川副町観光潮干狩りについて紹介します。
川副町観光潮干狩り(佐賀県/佐賀市)
特徴
- 海のど真ん中に船で行き、干潟が現れるのを待つ独特の体験:満潮時は一面の海が、干潮時になると一気に干潟に様変わり。
- 主な貝の種類:アサリ、バカ貝、アカ貝
- 開催時期:例年4〜5月(2024年は4月24〜26日、5月6〜10日、23〜26日)
- 料金:相乗り船 大人(中学生以上)4000円、小人(小学生)2000円など
有明海の干満差は最大6mとされ、干潮時に広がる干潟を体感するのは一種の自然ショーともいえるダイナミックさです。相乗り船に乗って海の中心部まで移動し、潮が引くのを待ってから潮干狩りを楽しみます。船賃やアサリなどの採取体験料金が含まれるためやや高めですが、有明海ならではの貴重な生き物(ムツゴロウやワラスボなど)との邂逅や、干潟レクレーションそのものが醍醐味となります。
大分エリアのおすすめ潮干狩りスポット

大分県は瀬戸内海や周防灘に面しており、比較的温暖な気候と遠浅の海岸が特徴です。ここでは和間海浜公園を取り上げ、潮干狩りや周辺施設の魅力を紹介します。
和間海浜公園(大分県/宇佐市)
特徴
- 周防灘に面した遠浅の干潟:潮が引くとかなり奥まで干潟が広がるため、ファミリー層にも大人気。
- 主な貝の種類:アサリ、マテ貝
- 開催時期:例年3月上旬〜5月末頃(2024年は3月9日〜5月26日)
- 料金:大人700円(1kgまで)、小学生300円(700gまで)、超過分は1kgにつき800円
和間海岸は寄藻川の河口付近にあり、干潮時には広大な干潟となります。アサリやマテ貝を採る楽しさに加え、敷地内には足洗い場や遊具などが整備されているため、小さなお子さん連れでも過ごしやすい環境が整っています。熊手やクワのレンタルもあるので、手ぶらで訪れても問題ありません。
鹿児島エリアのおすすめ潮干狩りスポット
鹿児島といえば桜島や指宿、霧島などを思い浮かべる方も多いでしょうが、長大な海岸線を持つエリアでは潮干狩りも盛んです。その中でも特筆すべきは、通年で潮干狩りが可能な「入来浜」。日本三大砂丘の一つである吹上浜の一部に位置し、雄大な自然を肌で感じることができます。
入来浜(鹿児島県/日置市)
特徴
- 吹上浜の一角をなす白砂青松の海岸:全長47kmにもおよぶ壮大な砂丘地帯。
- 主な貝の種類:ナミノコ貝、オキアサリ(オキアサリは地域によってはそう呼ばれる)
- 開催時期:通年
- 料金:無料
吹上浜の広大な海岸線の中でも、入来浜は特に自然度が高く、美しい景観を楽しめる場所として知られています。潮干狩りが通年可能とはいえ、潮の干満時間や季節によって貝のとれる量が変動するため、事前に潮見表を確認するのがおすすめです。すぐ近くには塩づくり体験ができる「吹上浜渚のあま塩館」があり、塩パンや塩ソフトクリームなど、ここならではの味覚が堪能できます。
潮干狩りを楽しむための心得

必要な道具と持ち物
- 熊手やスコップ:砂を掘り返すための基本ツール。子ども用の小さい熊手でも十分楽しめます。
- バケツ・網袋:採った貝を入れておく容器。海水を少し入れておくと泥吐きさせやすい。
- マリンシューズや長靴:貝殻やガラス片などで足を切らないように、足元の保護は必須。
- 手袋(軍手):貝殻や小石での怪我防止。
- 帽子・日焼け止め:日差しが強い季節は熱中症や日焼け対策をしっかり行う。
- 着替え・タオル:潮干狩り後は泥や海水で服が濡れることが多いので必須。
安全対策とマナー
干潮時間の把握:干潮前後2〜3時間が潮干狩りのゴールデンタイム。必ず潮見表をチェックする。
漁業権の確認:多くの海岸で漁協が管理しており、入場料や持ち帰り可能量が設定されている。料金や規則を守ることが大切。
周囲への配慮:特に混雑する時期は、大声を出したり他人の道具やスペースを侵害しないように注意。ゴミは持ち帰るのが基本。
子どもの見守り:干潮時間が終わると急激に潮が満ちてくることがあるため、小さなお子さんは大人が常に目を離さないように。
持ち帰り量とルール
潮干狩りでは、1人あたりの持ち帰り量や貝の大きさの制限が設けられている場合が多く、漁協や管理団体によって厳しく取り締まられることもあります。違反すると罰金や罰則が科されるケースもあるため、現地の看板や受付で説明をしっかり確認しましょう。特に人気のスポットでは、資源保護のために厳しいルールを設けていることが少なくありません。
まとめ

九州(福岡・佐賀・大分・鹿児島)の潮干狩りスポットを中心に、2025年に注目したいエリアを紹介してきました。行橋市海岸線や浜の宮海岸(築上) などはファミリー層でも安心して楽しめる定番の潮干狩り場として人気を博していますし、川副町観光潮干狩りでは日本一の干満差を誇る有明海でのダイナミックな干潟体験ができます。和間海浜公園は遊具やレンタルサービスが充実しており、大人も子どもも楽しめるファミリー向けスポット。入来浜は通年潮干狩りが可能という全国でも珍しい海岸で、広大な吹上浜を堪能できます。
いずれのスポットも、自然環境の保護と貴重な資源を守るという観点から、地元漁協や自治体がルールを定めています。安心・安全に潮干狩りを楽しむためにも、必ず最新情報を確認し、マナーを守って行動することが大切です。また、ゴールデンウィーク(GW)などの繁忙期は、事前予約が必要な場所や時間帯制限がある場合もあるため、早めの計画・問い合わせをおすすめします。
以上、2025年版の九州のおすすめ潮干狩りスポットと楽しみ方をたっぷりご紹介しました。これから計画を立てる方は、ぜひ本記事を参考にしながら、家族や友人と一緒に九州ならではの潮干狩り体験を満喫してください。自然の恵みに感謝しつつ、マナーとルールを守って、素晴らしい思い出を作っていただければ幸いです。
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